第18回 にのはこ時間 『活字・組版・活版印刷』Garage Labo Project

5月のにのはこ時間は、Garage Labo Projectさんによる「活字・組版・活版印刷」。
「手きん」という重さが約60㎏もある印刷機。
にのはこに運び入れるのも一苦労でした。
これは、50年以上前に作られたもの。
今も大切に使われているって素敵です。

レバーを引くと丸いインキディスクが少しずつ回って、インキローラーにムラなくインキを供給する仕組み。
仕組みも形もレトロでかわいい。


まずは、インキをのせて準備します。

今日のお客様。2名様、いや、3名様。今回のワークショップでは、活字の組版だけでなく、あらかじめ自分が印刷したい文字や絵を準備していただいて、
樹脂版に仕上げてもらいました。
樹脂版を金属の台にセットします。

そして、それを固定。
かわいいお客様もご参加。
機械に版をセットして、刷りたい位置に紙を留めて、準備完了。
レバーをしっかり引いて、ゆっくり戻します。
どうなってる？
ドキドキ

ジャーン！！
素敵―！！
歓声があがります。
小さいお客様の描いた絵が、アーティスティックな作品に。
繊細な線もきれいに印刷されてます。
こちらもきれい。
格好よく仕上がってます。刷るの楽しすぎです。
じゃんじゃん、刷りました。


小さいお客様の描いた絵の一部を切り取って、樹脂版にして、印刷して・・・・・
いい記念になると喜んでいただきました。
次は、活字を組版しました。
文字が入ると、また、更に素敵度アップです。
出来上がったころには、眠っちゃいましたが・・・

紙の置き方で、文字の配置、角度もかえることができるので、一枚一枚に愛着も湧きます。

素敵すぎる作品がいっぱいできました。

型抜きも体験させていただきました。
盛りだくさんの時間。
みなさんに満足していただけたようで、嬉しかったです。

そして、午後からは、私たちも参加。

コースターにも刷ってみました。

組版も体験。

かわいくできたと、満足しています。

インクのにおい、手きんを動かす音。
刷りあがったときの歓声。
どれも心地よい時間でした。

ありがとうございました。


来月のにのはこ時間は、6月21日（金）
「天然石と真鍮を使ったアクセサリー作り」23fumi
お申し込みお待ちしています。

Hiroru