第31回にのはこ時間 『シロクマの保温バッグ』

窓を開けていると心地よい風が入ってきました。

暑い夏を乗り越えて、待望の秋がやってきた、よい気候の中、第31回にのはこ時間でした。

京都から、羊毛フェルト作家のZUSさんにお越しいただき、『シロクマの保温バッグ』作り。

20㎝×35㎝の仕上がりサイズ。大きなフェルト作品は、はじめてさんばかりでした。次々といろんな工程を進めていくのですが、みなさん、あわてることなく、自分のペースで丁寧に作業されてました。
型紙は、50㎝×70㎝くらいはあったのかなぁ・・・それを半分くらいに縮めていくのです。
束になっている羊毛をすっとひいて、並べていきます。まずは、縦、そして横と。薄く、すっと、均等にを目指しますが、なかなか難しい。でも、ちょっと無心になれる作業でした。
ますみ先生の手からは、ふわっふわの羊毛が生まれてくるみたいでした。型紙の上にきれいに並べられてた羊毛に、石鹸水をかけていきます。そして、押さえて、空気を抜いて。型紙からはみ出たところを、型紙に沿わせて、形を整えます。

本体に足もつけるのですが、ちょっとした仕掛けで、立体的になるからすごいです。
午前中はここまで。お昼ごはんをみんなでいただきました。アレルギーの関係で召し上がっていただけない方もいらっしゃって申し訳なかったですが、とことこさんのお弁当をいただきました。午後からは、体力勝負ということで、しっかりエネルギーチャージです。
午後の作業スタートまずは、少し切り込みを入れてひっくり返します。そして、洗濯板の上で転がしたり、もんだりして、どんどん縮めてフェルト化していきます。


仕上がりサイズまで縮まったら、耳と尻尾をつけます。どんどん、シロクマらしくなっていきます。もう、かわいいですね。
ここまでできたら、一度石鹸を洗い流して、脱水をかけます。そう、脱水機がないというハプニング！ご近所のいとみちさんにお借りしました。いとみちさん、ありがとうございました。
そして、目と鼻と口を作ります。表情がでてきます。ファスナー付けは、時間オーバー。お家に帰って、完成を目指します。
どの子もかわいい。大作です！ますみ先生、「みなさん素晴らしい集中力」とほめてくださいました。頑張りました！！
夏は、保冷剤を入れて、ひんやりと。冬は、湯たんぽやカイロを入れて、温かく。どうぞ、かわいがってください。
ご参加いただいたみなさま、ますみ先生、楽しく心地よい時間ありがとうございました。

Hiroru